[特集]第2期キャンドル政権、どう作るべきか
特集
今号の特集は、危機の瞬間に底力を発揮した韓国社会の歴史的な力を記憶し、「第2期キャンドル政権、どう作るべきか」を問う。市民マスコミ「たんぽぽ」編集委員のチョン・ジユンは、不公正で偏向的な報道をする保守メディアに対して、国民的な不信が高まっている現実を指摘する。同時に、キャンドル革命後の重要な局面でメディアの影響が強かっただけに、第2期キャンドル政権誕生のためには、何よりも既存メディアの否定的な影響力を遮断すべきと強調する。特に「進歩マスコミ」が「機械的な中立」を再考し、進歩的ニューメディアとともに反・尹錫悦の戦線にともに立つべきことを主要課題として提示する。また、第2期キャンドル政権建設のもっとも先頭に立つべき、民主党と祖国革新党の立場を検討する2編の評論が続く。民主党議員のミン・ビョンドクは、尹錫悦政権で進行する民生破綻の様相を具体的に説明し、政権交代可能な政党として、民主党が追求すべきビジョンと戦略を明らかにする。そして、民生問題を解決する具体的な政策提示と、民主党の実行能力に対する信頼向上が、第２期キャンドル政権への道を促進しうると主張する。祖国革新党スポークスマンのキム・ボヒョプは、祖国革新党が尹錫悦大統領の弾劾推進を公式化した背景と、そのための戦略を説明する。今後「3年は長すぎる特別委員会」（別称「弾劾推進委員会」）が、尹錫悦政権の早期退陣のための活動で中心的な役割を果せるよう、市民の関心と参加を要請する。