창작과 비평

連帯としての東アジアと雑誌の役割

 

東アジアの批判的雑誌の編集者国際会議
日時 : 2006年 6月 9日(金)、10日(土)
場所 : 韓国ソウル 韓国言論財団、延世大学

 

 

最近、東アジアの域内交流が活発に行われ、各国の国内の問題と東アジア次元の問題が密接に関わってきながら東アジアは運命共同体になりつつあります。従って東アジア共同体を主張する議論も少なからず登場しております。それにも関わらず、新自由主義的な地球化と民族主義、国家主義の圧力の中で人間らしい生き方、持続可能な発展、そして平和という普遍的な理想の追求においてどのような地域秩序が望ましいのかという合意は存在しない状態であります。望ましい東アジアの秩序は地理的な近接性ではなく、未来に対する共同の目標を媒介とする連帯意識により想像され、具現されると思われます。

 

参加雑誌と者 :
『世界』(岡本厚) 『現代思想』(池上善彦) 『前夜』(高和政、徐京植) Impaction(富山一郞) 『け-し風』(岡本由希子) (日本)

Inter-Asia Cultural Studies(陳光興) 『臺灣社会硏究』(陳宜中) (台湾) 『読書』(汪暉) 『民間』(朱健剛) (中国)
『創作と批評』(李南周、白永瑞) 『黄海文化』(金明仁) 『市民と世界』(李炳天) 『女/性理論』(高鄭甲熙) (韓国)


 

 

 

趣旨文 :
『創作と批評』(以下、創批)は韓国の民主化と韓半島(朝鮮半島)の「分断体制」の克服のための理論的、実践的努力と共に東アジアの平和と共同繁栄のために努力して参りました。これは韓半島での分断体制の克服と東アジアの平和体制の構築が密接に関わっているという創批的な認識の所産でありました。特に1990年代以降、東(北)アジアにおいて冷戦体制に亀裂が生じはじめ、韓半島の分断体制にもやはり揺れが生じながら創批のその間の実践の持つ意味はより一層重要となっております。 このような現実の中で創刊40周年を迎えた創批はこれまでの理論的、言説的な次元での東アジア論の模索から一歩前進した新たな東アジアの秩序を模索するための具体的、実践的努力に一層力を入れたいと思っております。その出発点として東アジアの批判的知識人との連帯と交流を推進していくつもりであります。
このような趣旨に従って創批は創刊40周年記念事業の一環として今年の春より創批のインターネット日本語版を開設したし(2006年 4月)、今年6月には東アジアの批判的雑誌の編集者の皆様をご招待し、「連帯としての東アジアと雑誌の役割」をテーマに学術会議を行いたいと思っております。
最近、東アジアの域内交流が活発に行われ、各国の国内の問題と東アジア次元の問題が密接に関わってきながら東アジアは運命共同体になりつつあります。従って東アジア共同体を主張する議論も少なからず登場しております。それにも関わらず、新自由主義的な地球化と民族主義、国家主義の圧力の中で人間らしい生き方、持続可能な発展、そして平和という普遍的な理想の追求においてどのような地域秩序が望ましいのかという合意は存在しない状態であります。望ましい東アジアの秩序は地理的な近接性ではなく、未来に対する共同の目標を媒介とする連帯意識により想像され、具現されると思われます。創批が「連帯としての東アジア」を提案する理由はここにあります。日本、中国、台湾、韓国などの主な批判的雑誌の編集者の皆様が参加する今回の会議は東アジアの秩序の変化と自国の改革との関連性、平和と共同繁栄の東アジア共同体を発展させるための我々の課題などのテーマについて雑誌の役割を中心に共に考え、相互連帯と協力を通して実践的なネットワークを構築するよい機会となるでしょう。
 


[発表主題]
1. 東アジアの平和の構築が自国の改革とどのような関わりを持っていると思われるか。

2. 「進步」という概念が自国や東アジアにおいて今も有効であると思われるか。自国の現実に照らし合わせた場合、現在、求められている「進歩」は何であり、又「進歩」の意味をどのように規定しているか。
3. 東アジアの地域統合の議論においての韓国の役割と意味は何であり、韓国の分断体制克服への努力と自国の改革との関連性が認められるか、もし認められるならばどのような意味でそうであると考えられるか。
4. 平和と共同繁栄の新たな東アジア共同体をなすにおいてどのような障害物があり、どのような形と内容の連帯が可能であると思われるか。そのために東アジアの批判的な雑誌はどのような役割を果たすべきであるか。_M#]