[目次] 2011年 冬号 (通卷 154号)
卷頭言
特輯_東アジア地域文学は可能であるか
崔元植 / 東アジア文学の現在/未来
尹志寬 / 世界文学に地方政府はあるのか: 東アジア文学と関連して
白池雲 / 台湾「鄕土文學」の東アジア的文脈
安天 / 日本戦後文学言説とアジア的視角: 歴史的想像力と資本主義的想像力
韓·中·日の作家が語る東アジア文学 / 姜英淑・金仁淑・金炯洙・莫言・津島佑子
詩
郭在九 / 臥溫(ワオン)へ行く道 ほか
金經株/ 本籍 ほか
キムイドム / あなたという迷信 ほか
金丁煥 / 國光(リンゴの一つ)と停電 ほか
朴丘璟 / 間 ほか
朴賞淳 / 往十里 all that ほか
朴城佑 / ある通話 ほか
宋竟東 / 青春の時に送る頌歌1 ほか
申東沃 / 赤松の国 ほか
鄭喜成 / 互いに違う思いをする ほか
千良姬 / 考えが変った ほか
許然 / 西橋洞の黃昏 ほか
李智鎬 / 豚 ほか (創批新人詩人賞 受賞作)
小說
殷熙耕 / 泰然たる人生 (長篇連載 3)
成碩濟 / 惑わされた魂
金鍾光 / 不孝の時間はのろのろと
白秀麟 / フォーリング イン ラブ(falling in love)
チョンジョンワン / 膨れあがる
對話
権力交代を越え、韓国社会の再編へ――2013年体制の展望と課題
/ 金基元・朴昌起・鄭泰仁・李南周
文學評論
金永贊 / 共感と連帯--21世紀、小說の運命
作家スポットライト _沈甫宣の詩集 『目の前にない人』
高奉準 / Amour Mundi、世上という名の戀人 (インタビュー)
朴秀淵 / 「あなた」と「わたし」の間にどういうことがあったのか(作品論)
文學フォーカス
張錫周 / 高銀の詩集 『サンワ詩篇』 『私の邊方はどこに行ったか』
趙强石 / 朴瑩浚の詩集 『思い出すたびに泣いた』
パクスルギ / 趙仁鎬の詩集 『防毒面』
鄭珠娥 / 金勁旭の小說集 『神には孫がいない』
趙亨來 / 白佳欽の小說集 『ヒントは坊ちゃん』
金娜詠 / 金異設の長篇小説 『歡迎』
權赫雄 / 金壽伊の評論集 『書けたり、書けなかったり』
論壇と現場
白樂晴 / D. H. ロレンスの民主主義論イマニュエル・ウォーラーステイン / 世界システム分析の議論後37年(成白庸訳)
黃承炫 /下町の右派のための「二重話法」特講 (社會人文學評論賞 受賞作)
洪命憙 / 四八臣と生八臣 (鄭へリョ厶 發掘·整理)
寸評
辛正根 / 金容沃の『中庸ハングル譯註』
金補協 / 金於俊の『黙って政治』
金濟坤 / 都鍾煥 『鄭淳哲評傳』
白敏禎 / 金相俊 『孟子の汗、聖王の血: 中層近代と東アジア儒敎文明』
金柳眞 / W. G. ゼーバルトの長篇小説 『土星の環 イギリス行脚』
金成鎬 / ウルリッヒ・ベックの『ナショナリズムの超克 : グローバル時代の世界政治経済学』
李必烈 / ジェイムズ・ハワード・クンストラー『長期非常時代(The Long Emergency)』
張鎭范 / ミシェル・フーコーの『安全・領土・人口 』
文化評
廉鍾善 / イタリアはどこにある国であるか