[目次] 2018年 秋号 (通卷181号)
卷頭言
特集_分断の彼方の朝鮮半島
白樂晴 / いかなる南北連合をつくるのか: キャンドル革命時代の朝鮮半島
徐載晶 / 「トランプ・ドクトリン」と韓半島:新現実主義と新重商主義の間に潜む危機と機会
吳昶銀 / 鏡の外に出た北朝鮮の小説:同時代の北朝鮮文学を読む
対話
印兌淵・田炳裕・鄭大永・朱尙榮 / いまの経済成長論、何を語るべきか
論壇
尹志寬 / 大学はなぜ変わらないのか:分断体制的認識と大学改革
具紀延 / 難民イシュが見せた私たちの素顔:韓国のイスラム嫌悪と難民問題
現場
金永善 / 読んで書いて抵抗しろ:フェミニズム出版の可能性
詩
金聖珪 / 真心 ほか
愼哲圭 / 歳画 ほか
李源 / 無尾類 ほか
李圓河 / 月を蒸す音が私を呼ぶ声だったのか ほか
李宗炯 / ある別れと向け合うとき ほか
李チョルサン / 失業明細書 ほか
李太善 / 力の向こうの力 ほか
林率兒 / バカンス ほか
張炅璘 / ログイン5 ほか
陳恩英 / 死んだマジシャン ほか
洪志鎬 / リズム・アンド・ブルース ほか
郭文榮 / ゾランマル(駄馬)の速達郵便 ほか(創批新人詩人賞 受賞作)
小説
姜禾吉 / ホワイト ホース(white horse)
金正雅 / とても易しい私たちの夢
河成蘭 / 鯔(ぼら)
張琉珍 / 仕事の嬉しさと悲しさ(創批新人小説賞 受賞作)
金呂玲 / 一週間 (長編連載 3)
作家スポットライト 金錦姬の長編小説 『ギョンエの心』
朴蓮浚 / 敬愛する心、その遅い前進
文学評論
鄭弘樹 / そのように具体的に話してくれて有難う: フィリップ・ロス(Philip Roth)を待ちながら
田己和 / また黃貞殷 (創批新人評論賞 受賞作)
文学フォーカス
南相旭・李永光・黃靜雅 / この季節に注目すべきの新刊
散文
鄭喆熏 / 崔仁勳先生の最後の病床を訪ねて
寸評
金鍾曄 / アーヴィング・ゴッフマン(Erving Goffman)の『収容所』
廉鍾善 / マリー・ノリス (Mary Norris)の『ニューヨークは校閲中』
鄭憲穆 / 趙成龍の『建築と風化』
金昭摞 / 金恩實編の『よりいい論争をする権利』
金起興 / ガイア ヴィンス(Gaia Vince)の『人新世(anthropocene)の冒険』
金湘顯 / 金ジョンテの『先進国の誕生』
南鍾永 / エドゥアルド・コーン(Eduardo Kohn)の『森を考える』
李珠羅 / 朴車ミンジョンの『朝鮮のクィア』
黃志成 / 金ウォンヨンの『失格者らのための弁論』
李貞淑 / 佐々木中の『この日々の輪唱』
第3回 申東曄文学賞 発表
金炫の詩集 『唇を開けて』
金惠珍の長編小説 『娘について』
2017 創批新人文学賞発表
郭文榮(詩)・張琉珍(小説)・田己和(評論)
第32回 万海文学賞最終審 対象作発表