[目次] 2023年 秋号 (通卷201号)
卷頭言
特集_韓国という叙事
姜敬錫 / 未完の文学史という可能性: 「文学性」の懐疑論が隠蔽し露見したもの
鄭憲穆 / 変化する韓国学の本質主義を超えて
対話
南相旭・宋基昊・吳殷政・李憲錫 / フクシマ問題, 原発事故から汚染水放流まで
詩
金芥眉 / トウモロコシ畑の少女ら ほか
金錫霙 / 科学的な関心 ほか
金宣佑 / 弥勒の孤独1 ほか
閔九 / 幸せ ほか
孫世實梨阿 / 一粒の革命 ほか
李東宇 / カンガンスルレ(=民俗円舞) ほか
李世起 / 亜熱帯植物 ほか
李恩奎 / 夏, 新林 ほか
張怡志 / 反覆 ほか
陳恩英 / 何々のように ほか
崔正進 / 私しか知らない石塔 ほか
黃有源 / 無言語 ほか
李霞玧 / コートと光 ほか (創批新人詩人賞受賞作)
金時鐘 / 乾く ほか(特別寄稿)
小説
金錦姬 / 大温室修理報告書(長編連載2)
金起台 / 普遍教養
金志姸 / はるかな海の方へ
田志映 / 不気味の谷現象(uncanny valley)
周瑛河 / アイオワ
論壇
徐載晶 / 危機の朝鮮半島, 緊張の東北アジア: 「先制打撃」ドクトリンの勢いと戦争の可能性
作家スポットライト
玄基榮の長編小説『済州道だ』
白英瓊 / 哀悼の共同体に返す日常の深さ
文学評論
林洪培 / 隣の社会主義者の肖像: 鄭智我の長編小説『父の解放日誌』
權寧斌 / 死より明なこと, 批評より確かなこと: 崔眞英の書いた非規範的な弔意の方式, 『具の証明』 (創批新人評論賞受賞作)
文学フォーカス
金伶熙 / 他人の光と「私」の勝利
鄭珠娥 / 平凡な日常のための孤軍奮闘
宋鐘元 / 分割線を超えて作動する文学の政治
現場
崔時賢 / 価値としてのケア, 労働としてのケア: 家事‧ケアユニオンの崔英美委員長と会う
散文
許殷 / 平和主義者の姜萬吉先生を偲ぶ
李元榮 / ペンギンと海豹の泳ぎ、財布の要らないところ(私が住むところ7)
寸評
姜受芄 / パク・テウンの『パク・テウンのAI講義』
金仝洙 / ダラ ホーン(Dara Horn) 『人々は死んだユダヤ人を愛している(People Love Dead Jews)』
趙秀美 / パク・エディの『うまく行けば愉快な婆になれる』
伸智秀 / 池上英子の 『自閉症という知性』
尹永商 / イ・グァンホの『魯會燦評伝』
キム・タソル / 河在英の『私は決して母がいなかった』
金起興 / ケヴィン レイランド(Kevin Laland)の『ダーウィンの未完成シンフォニー(Darwin’s Unfinished Symphony)』
成基淑 / 李愛珠の『李愛珠の踊りに関する思い』
第41回 申東曄文学賞 発表
2023 創批新人文学賞 発表
第38回 万海文学賞 最終審 対象作 発表