[目次] 2009年 夏号 (通卷 144号)
卷頭言
特集 この時代はいかなる人文学を求めるか
対話 崔元植 · 白永瑞 : 人文学の/に道を問う
散文 1 吳昶銀 / 人文精神の危機と「実践人文学」
散文 2 高奉準 / あなたの「知っていること」には信頼が存在するか
散文 3 イム・オクヒ / ジェンダープリズムを通してみた韓国の人文学
散文 4 李玄雨 / インターネットは人文学のために何ができるのか
權晟右 / 政治的正しさは美学的品格と対面できるか
黃靜雅 / 埋まれた質問 :「倫理」に関する批評と外国理論の受容の問題
論壇と現場
河勝彰 / 再補闕選挙以後における進歩陣営の戦略的課題
金容倉 / 物理的都市再開発から都市圏へ
マーク セルダン(Mark Selden) 東アジアにおける地域主義の三つの時期 : 16~21世紀の政治経済と地政学
文学評論
韓基煜 / 文学の新しさとリアリズムの問題
柳熙錫 /「母」の時代的な真実を求めて :『母を頼む』論
時評
鄭喆熏 / 再び失踪された「孫昌涉」
文学フォーカス
鄭漢娥 / 金基澤の詩集『ガム』
張銀庭 / オウンの詩集『ホテルタセルの豚』
蘇栄炫 / 韓在浩の長編小説『ブコスキが行く』
李京在 / 咸燉均の評論集『顔なしの歌』
詩
金明哲 / 根がのびる理由 ほか
金銀珠 / 雲の王 ほか
金恵順 / 搭乗客 ほか
文仁洙 / 力士チャン・ミラン ほか
朴城佑 / 赤鹿 ほか
兪熙敬 / 三十歳 ほか
李世起 / ファス埠頭 ほか
李庸任 / 胸 ほか
鄭閏天 / 割れてしまうという ほか
咸敏復 / 事由 ほか
小説
金衍洙 / 海の方へ三歩 長編連載 2
金錦姬 / 子供たち
全成太 / 労働新聞
鄭智我 / 楽しいわが家
寸評
康俊晩 / リ・キジョンの『学校改造論』『内申制度が変わると学校が生きる』
キム・ダイホ / 韓半島社会経済研究所の『盧武鉉時代の挫折』、柳時敏の『後払いの民主主義』
金賢美 / 姜尙中の『悩む力』
金明振 / デイビッド マイクルズ (David Michaels)の Doubt Is Their Product(請負科学)
金鍾曄 / 金杭の『話す口と食べる口』
朱晶立 / スタンリー コーエン(Stanley Cohen)の States of Denial: Knowing About Atrocities and Suffering(残酷な国家、背ける大衆)
チョ・ヒョン / 朴永浩の『多夕・柳永模(ユ・ヨンモ)』
宋承哲 / イ・ヒゼの『翻訳の誕生』
李京蘭 / ジョイス キャロル オーツ(Joyce Carol Oates)の We Were the Mulvaneys(モルベイニ家族)
全炯俊 / 台湾現代小説選『白い鼻タヌキ』と『木魚の音』