[目次] 2019年 夏号 (通卷184号)
卷頭言
特集_新しい文学史、どう書くべきか
崔元植 / 今、なぜ文学史なのか
白永瑞 / 連動する東アジアと3・1運動: 学習され続ける革命
金炯洙 / 統一文学史を再び考える―母国語内部の他者に出会う道
対話
白英瓊・劉賢美・全希景・崔娜賢 / フェミニズムが大学を救う
論壇
白樂晴 / 3・1と韓(朝鮮)半島式の国づくり
ブルース・カミングス(Bruce Cumings) / 独特な植民地、韓国―植民化は一番遅く、蜂起は一番早く
現場
河昇秀 / ファスト・トラック の上の選挙制度、その展望と課題
朴琦鶴 / 防衛費分担金、何が問題なのか
散文
李向珪 / 故郷はブカンです
詩
金福姬 / 頭が三つの犬 ほか
金宣佑 / 天文 ほか
金海慈 / 身の消去 ほか
羅喜德 / 線の上の線 ほか
朴勝民 / 一筋の星明りは傷跡のように ほか
ベク・ムサン / 時計 ほか
李麟範 / 色彩の筋 ほか
李炫承 / さびしい人はさびしくさせる人だ ほか
鄭浩承 / 犬の糞 ほか
チョ・ヘズ / ここからは一人で行けます ほか
崔正禮 / 光の網 ほか
黃仁燦 / 画面保護器としての自然 ほか
小説
金成重 / ゾン·サンイン
申京淑 / 船に乗せた物を河は知らない
吳善映 / 私たちの楽園
林国栄 / ヘッドライナー
千雲寧 / 禁煙キャンプ
李起昊 / サイマン・グレイ(Simon Gray) (長編連載 1)
文学フォーカス 朴笑蘭の詩集『一人の閉ざされた門』
徐孝仁 / 詩と仕事と悲しさと騒乱と
文学評論
金允泰 / 申東曄の詩における「天」と東学思想、そして民衆史観
金寧 / 再び、腐敗した条件を見ながら―新たな「管理哲学」の逆風と最近の小説の奮闘
沈正明 / 「沖縄文学」という問い
文学フォーカス
金壽伊・金杏淑・河成蘭 / この季節に注目すべきの新刊
寸評
崔旻宇 / アリエル・ドルフマン(Ariel Dorfman)の 『アメリカの亡命者』
康正碩 / ジョン・デソンの 『68革命、想像力の創った抵抗の歴史』
全致亨 / チョ・チョンホの 『青い空、赤い地球』
姜姸實 / マリー・ヒックス(Marie Hichs)の 『計画された不平等』
姜敬錫)/ バン・ミンホの 『文学史の批評的探求』
金正雅) / ヤン・スンフンの『重工業家族のユートピア』
金英玉 / マルク・オジェ(Marc Augé)の『年を忘れた時間』
金惠珍 / ジョン・ウォンの『今年の未熟』
金旼燮 / ユン・ジガンの『危機の大学を超えて』
第12回 創批長編小説賞の発表