[目次] 2016年 春号 (通卷171号)
卷頭言
創刊50周年特別企劃_創批に望む
金鎭虎・姜敬錫 / 遅さの言語で生に近づく
金杏淑・宋鐘元 / 作家とともにより広い「運動ー場」を
李啓三・李必烈 / 再び現場から始めよう
李向珪・鄭鉉坤 / 正義を求める善良な市民の雑誌
趙孝濟・金鍾曄 / 創作につながる言説になってほしい
押川淳・金杭 / 東アジアにおける人文雜誌の未來を拓こう
特輯_大轉換、どこから始めるべきか
韓基煜 / 文学の開かれた道-歪んだ世界と主体、そして文学
李南周 / 守旧(勢力)の「巻き返し戦略」と市民社会の「大転換」企画
白英瓊 / マイノリティーの人権と韓国社会市民権の再構成
黃圭官 / はたたきと鎖の間で: 民衆詩の現在と未來
黃靜雅 / 動物的なものと人間的なもの: 文学の質問と『エリザベス・コステロ(Elizabeth Costello)』
韓国の「保守勢力」を診断する ①
[対話] 韓国宗敎の保守化、どうみるべきか—基督教を中心に/ 姜仁哲・朴露子
24人 新作詩 特選
申庚林 / 鳥の群れ
高銀 / 靴一足
黃東奎 / 最後の視神経
馬鍾基 / 新設洞の夜道
閔暎 / 白粉花
李昇薰 / 秋のいろ
鄭玄宗 / 强風が吹くと
千良姬 / 夕べの停留場
姜恩喬 / 運祚の絃___チプシンそして夜の川流れの音
文貞姬 / ガチョウ
李時英 / 兄弟のために
鄭喜成 / しかしそれが何の問題だというのか
金勝熙 / 空は公平に
李相国 / 悲しみを探して
金明秀 / 戶籍
高炯烈 / ソウルに住むK詩人へ
金惠順 / 樂浪の姫
崔勝子 / ただただ
郭在九 / 一番寒い中江鎭 1
金龍澤 / 長く思ったこと
都鍾煥 / 靑年
李殷鳳 / 仁旺山の春
金栄承 / 足のタコをこすりながら
崔泳喆 / 同感
小説
黃晳暎 / お坊さん、マンガク
李起昊 / ずっと以前のキム・スクキは
趙海珍 / 散策者の幸福
崔正和 / 青いコートを着た男
孔善玉 / ウンジュの映画(中篇)
文学フォーカス
この季節に注目すべ木の新刊 / 金素延・金正煥・白智延
作家スポットライト_ 錦姬の小說集 『世にないわが家』
全成太 / 朝鮮語の行方、ディアスポラの運命
現場_マイノリティーの目で韓国社会をみる ①
金度賢 / 障害者は大韓民国の市民であるか: 労働権と自己決定権をとおしてみる障害差別主義と市民権
寸評
李日栄 / 金基元の『改革的進步のこだま』
金仝洙 / 黃靜雅の『槪念批評の人文学』
趙一東 / 金昌南の『私の文化遍歷記』
全致亨 / 具本権の『ロボット時代、人間の仕事』
徐東振 / ゲイル・ルービン(Gayle Rubin) 『逸脫』
陳泰元 / クロード・ルフォール(Claude Lefort) 『19~20世紀における政治的なものに対する試論』
ジョン・ヒョン / サイモン・クリッチリ(Simon Critchley) 『信頼のない信頼の政治』