[目次] 2011年 春号 (通卷 151号)
卷頭言
特輯 再び東アジアを語る
白永瑞(ベク・ヨンソ) / 連動する東アジア、問題としての韓半島: 言説と連帶運動の20年
朴敏熙(バク・ミンヒ) / 「開かれた問い」中国の浮上
ガバン・マコーマック(Gavan McCormack) / 小さな島、大きな問題: 尖閣/釣魚の歴史と地理
孫歌 / 民衆の視点と民衆の連帶
白樂晴(ペク・ナクチョン) / 国家主義の克服と朝鮮半島における国家改造事業: 東アジア言説の現実性と普遍性を高めるために
論壇と現場
錢理群 / 中国国内問題の冷戦時代的背景――中華主義と国家主義への省察
李必烈(イ・ピリョル) / 低炭素政策の挫折とエネルギ計画の展望 : MB政府と參與政府の比較
林熒澤(イム・ヒョンテク) / 傳統的な人文槪念と「文心慧竇」: 丁若鏞の勉強方法(社會人文學 連續企劃 ①)
詩
金宣佑 / 雨降るドレスのヒッチハイカー ほか
金龍澤 / 豆の葉 ほか
金準泰 / ボタン峰 ほか
金重一 / とにかく氏、ごめん ほか
文泰俊 / 水族館から ほか
朴信圭 / 鐵條網を中心に内と外 ほか
朴判植 / たわごと ほか
安賢美 / 愛 ほか
李謹華 / 黒い背広にどんな靴下を履くべきか ほか
李起仁 / 誤發彈 ほか
黃仁燦 / 石になって ほか
小說
金愛爛 / トキドキ、私の人生 (長篇連載 4)
李施帛 / 殘雪
白佳欽 / 痛み
對話
白池雲・沈眞卿・李玄雨・金英姬 / 世界文學・東アジア文學・韓國文學
作家探索
黃靜雅 / 朴玟奎という文學發電所 (インタビュー)
曺淵正 / 私たちが選んだ苦痛 (作品論)
文學評論
宋鐘元 / 開いているところの傍らで: 金昇一、金祥赫、イ・ゼニ、イ・ジュンギュの詩
文學フォーカス
高明徹 / 吳奉玉の詩集 『黄色い』
金伶熙 / キム・ヘスの詩集 『おかしい野遊會』
宋承桓 / 金杏淑の詩集 『他人の意味』
ジョン・ヨウル / 殷熙耕の長篇小說 『少年を慰めてあげて』
金美晶 / 尹異形の小說集 『大きなオオカミ、パラン』
姜知希 / キム・サグァの小說集 『02』
朴秀淵 / 廉武雄の批評集 『文學と時代現實』
康棟晧 / 權赫雄の批評集 『詩論』
寸評
尹英秀 / 朴婉緖の散文集 『行ってみていない道がもっと美しい』
金大鎬 / 李昌坤編『進步と保守の未來を論じる』, 吳連鎬․曺國『進步集權プラン』
禹希宗 / 李承憲 『科學の良心、天安艦を追跡する』
李熙玉 / 文正仁 『中國の未来を問う』
張文碩 / 21世紀民族主義フォーラム編 『再生の言説 21世紀の民族主義』
崔晸宇 / ロバート・メイナード・パーシグ(Robert Maynard Pirsig) 『禪とモ―タ―サイクルの管理術』(Zen and the Art of Motorcycle Maintenance: An Inquiry into Values)
尹照媛 / ドン・デリーロ(Don DeLillo)の長篇小說 『マオ Ⅱ』 (Mao II)
金湘顯 / ラングドン・ウィナー(Langdon Winner)の『道を問うテクノロジ―』(The Whale and the Reactor: A Search for Limits in an Age of High Technology)
金成鎬 / テリー・イーグルトン(Terry Eagleton) 『理論以後』(After Theory)
文化評
李智映 / 淸掃婦と神の間で
第9回 大山大學文學賞 發表
李舒怜 / 詩_カワウソの家 ほか
柳氣成 / 小說_犬が立ち去る時間
金珍希 / 戱曲_緑星の傳說