[目次] 2013年 冬号 (通卷 162号)
卷頭言
特輯: 今日、世界文学を再読する
林洪培 / ゲーテが予感した近代の二重課題: 『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』と 『ファウスト 悲劇第二部』を中心に
金仝洙 / バルザックとリアリズム:「リアリズムの勝利」を再考する
柳熙錫 / 「世界文学」は私たちに何か: 『百年の孤独』を中心に
白池雲 / 世界文学の中の中国文学: 莫言という難題
詩
金南極 / 米を溢して ほか
金宣哉 / 風が私たちを ほか
金信龍 / 再び、剪枝 ほか
金芝茗 / 優越な写真師 ほか
金炫 / 福音 ほか
成東爀 / 螺旋形の人々は鏡の上から消える ほか
愼鏞穆 / 怠けた死体 ほか
申鉉林 / 卵を転がしていく ほか
李時英 / ホヤの馬 ほか
張修珍 / 別れの科学 ほか
千瑞鳳 / Kの台所 ほか
崔炳海 / 不動の姿勢のコノハズク ほか
小説
孫洪奎 / 妻のためのバラード
尹異形 / ウィン、 キャンプのルビー
李章旭 / 麒麟ではないすべてのものに対する物語
成碩濟 / 透明人間 (長編連載 3)
対話
徐仲錫・朴俊炯 / 「歴史戦争」にいかに対応するべきか
論壇と現場
李承煥 / 「イ・ソッキ（李石基 ）事件」と「進歩の再構成」論に寄せて
ブルース・カミングス(Bruce Cumings) / 核の影に覆われた韓国の停戦体制: 戦争でも平和でもない60年
洪性泰 / 国家情報院のコメント工作と情報社会の危機
アリエル ドルフマン(Ariel Dorfman) / 創造のための苦痛の時代: 監視の世界で 反芻するマーティン・ルーサー・キングの演説
作家スポットライト
鄭梨賢の長編小説『こんにちは、私のすべて』
鄭ヨウル / 喪失、あるいは ノスタルジアの帰還
文學フォーカス
李在苑 / 金オンの詩集『すべてが動く』
咸燉均 / 朴判植の詩集『私は私と似合わない』
尹慶熙 / 朴炯權の詩集『質やは港だ』
柳受延 / 鄭美景の小説集『フランス式のクリ―ニング屋』
シンセッビョル / 崔眞英の小説集『独楽』
姜敬錫 / 孫寶渼の小説集『彼らにLindy Hopを』
金美晶 / 曺淵正の評論集『触る時間』、ヤンユンの評論集『 ポ―ズと プロポ―ズ』
文学評論
白智延 / 長編小説の苦境と活路: 金呂玲と具竝模の長編小説を中心に
寸評
金玟煥 / 金東椿の『これが記憶との戦争である』
李南周 / 李昌徽、朴敏熙の『中国をインタビューする』
具甲祐 / 金鍾大の『シークレットファイル、西海戦争』
韓成勳 / 金泰佑の『爆撃』
姜于聲 / アラン・バディウ（Alain Badiou)の 『ベケット－果てしなき欲望』と ジル・ドゥルーズの(Gilles Deleuze)の『消尽された人間』
張大翼 ／デビッド・クリスチャン(David Christian)共著の：『ビッグ・ヒストリー』
禹錫均 / マシャード・デ・アシス(Machado de Assis)の 『ブラス・クーバスの死後の回想』
文化評
金孝根 / 小さな疎通の始まりから:「天安艦プロジェクト」の論難と共同体上映
教育時評
鄭址英 / 「泰安私設海兵隊」惨事が残した教訓
社告
第15回 白石文学賞発表、嚴源泰の詩集『遠くの雷のように再び来るだろう』
第7回 創批長編文学賞発表、鄭世朗の『荷主』